渋谷のOL青山はち子さんは、交通事故に遭ってしまった。
鍼灸治療費や症状固定など、保険会社との話し合いも難航し、治療費打ち切りの話まで切り出される。考えた挙句、新宿で交通事故専門に無料相談を行っている弁護士事務所へ相談に行くこととした。弁護士は、後遺障害慰謝料や逸失利益について解説し、後遺障害等級認定がポイントとなると説明。予想外の出来事にはち子の心もほぐれる。
はち子さんのもとに保険会社から、頸椎捻挫についての後遺障害等級認定のお知らせが届いた。
余りにも低い等級認定に不満を感じ、ついに弁護士への依頼を決意。弁護士は、認定された後遺障害等級に異議申立てを行い、見事、後遺障害12級を獲得。いけ好かない担当者の鼻をあかすとともに、賠償金アップを勝ち取り、はち子は溜飲を下げる。
交通事故に遭ってしまったベテラン税理士並木所長から訴訟の提起を相談・依頼された弁護士中島。
裁判では過失割合、休業損害、基礎収入、逸失利益などが争点となった。原審判決では過失割合について納得がいかず控訴することとした。控訴審の結末は・・・。